2025年11月28日に、エーウイング社員総会を行いました。

社員総会を行った理由は、ざっくり言えばこのタイミングで、これまでを振り返り、これからをのことを伝えたいと思ったからです。

総会前には、美味しいお弁当を用意しました。

今回は伊勢丹さんのデパ地下にご協力いただきました。

4種類ぐらいのお弁当たち。本当に悩んじゃいます。

CTO（最高技術責任者）の矢部さんから、いただきますの挨拶です。

まずは、下半期に制作した案件を振り返っていきました。

下半期の傾向として、SNS運用案件やウェブ広告案件に力を入れてきました。SNS運用案件ではInstagramの運用を模索し、オンラインインタビューで収録した音声データからAIによる文字起こしやコンテンツ生成など、生産効率を上げながらも、ユーザーの共感を得られやすい工夫をしてきました。

また、LPサイト＋Web広告案件の制作・広告運用についても、スマホ特化型デザインによる開発効率向上の挑戦により、数多くのサイトをリリースし、広告運用することができました。

AI革命の波はWeb制作の領域にも押し寄せてきています。studioなど、簡単サイト作成サービスはすでにいくらでもありますし、figma MAKEやGeminiによるサイト開発も活発化してきています。この波を脅威と捉えるのか、ビジネスチャンスと捉えるのか、会社によって異なります。ある制作会社は「Web制作会社」の看板を外しコンサルシフトしていくし、ある会社はAI支援やDX支援におけるサービスメニューを開発し、提案活動を活発化させています。Web制作会社はウェブに関する受託仕事から脱却しようとしています。さて、エーウイングはどうなのか。

僕らの答えは至ってシンプル。求められることに応える。
トレンドの変化に対して早すぎず、遅すぎず、必要なサービスを作って売るだけ。

誰が、誰に、何を、どのように。そしてなぜ。
この全てが、常に変化させながらしっかりと言語化し続けていく必要があります。

エーウイングのみんなが作った市場に必要とされたウェブサイトは、今日、今この瞬間も、誰かの想いを誰かに届け続けています。

総会では、「経営」「制作」「運用」「デザイン」というテーマでKPT、Keep（良かったのでこれからも継続したい）、Problem（問題だったので改善したい）、Try（今後のエーウイングでやってみたい）を考えるグループワークを行いました。

KPTで振り返ってみると、それぞれのチームから僕の視点では気付けないような考えが出てきます。印象的だったのは、効率化やそのための期待値、役割の整理、そのためのツールやそのルールなど、素晴らしいアイデアが発表されました。今回の社員総会が双方向になって、とても豊かな時間になりました。

改めてエーウイングを大きく振り返ってみると、コロナの影響を受けつつも、次のビジネスチャンスに対して確実に準備を進めることができていることに気づきます。今期の目標を超えることはほぼ確実で、今は来期以降の中期的な戦略を立てています。あと3年もすれば、エーウイングも20周年を迎えます。そこまでに何を成し遂げたいのか。そう言ったビジョンを改めて掲げ宣言しました。僕の夢は、ミュージシャンに例えれば、武道館でライブがやりたい！とか、紅白に出演したい！とかそうゆうわかりやすい夢です。

エーウイングは、直接取引となる多摩地域の行政・学校・病院・商工に対して、ウェブサイト制作および運用を行っています。同時に間接取引となるコラボレーション事業を拡大しています。今期は特に、このコラボレーション事業が結果を生み出し、未来への道筋を強く切り開いています。

「自分が大切にしていることは、過去の自分がどこかで決めている」コンサルティング会社・グローカルの浅野社長にもらった言葉ですが、今年の下半期は自分が本当にやりたいことにフォーカスできたおかげで、とんでもない大きな未来を描き、ひたすらにそこに向けて歩けている気がします。

エーウイングで働くクリエイターに対しても、働き方や働く環境、制度など、土台を作れつつあると思います。働く人たちの会社に対する期待値は、ライフの環境によって変わります。人によって、教育環境の人もいれば、働く環境かもしれないし、給与面かもしれません。そのすべてに対応できるぐらい、幅広い制度設計を構築することで、いつまでも働ける会社、もしも退職して別の人生を歩んだとしても、いつの日かまた働きたいなと思ってもらえるような会社。多摩地域のクリエイターの実家みたいな会社。そのぐらいの気持ちで会社を作っています。

多摩地域のクリエイターに対して雇用を創出することこそ、エーウイングの社会的責任だと考えています。この地域のクリエイターが豊かな心で働けるようにする。そのためには、求められる仕事を探し続ける。本年下半期は、多くの企業とコラボレーションして、常に求められる状態をつくれたことは、未来への自信になっています。

今期が終わる残り2ヶ月で、もう１段階ギアを上げていきます。

おまけ

総会後は、一部のメンバーとささやかな懇親会を開催しました。

エーウイングのみんなが楽しそうにおしゃべりしている姿を見るのは本当に幸せなことです。

仕事から少し離れたなんでもない会話は、お互いの心の距離を近づけます。

このような時間についてもインナーブランディングとして設計していくことで、とても価値があるなと思いました。

ブランディングを手掛ける我々が、自分たちが信じるブランディングデザインで、多摩地域で一番豊かであり続けたいと改めて心に決めたのでした。