エーウイングでは、2021年8月27日に出航式と題して取締役・監査役就任記念式典をパレスホテル立川さんで行いました。

感染状況を考えて、一部メンバーはリモート配信での参加となりましたが心に残る1日となりました。

取締役・監査役就任による役員構成の変更という意思決定は何のために行ったのか、社内外に説明する機会としてこの日を準備してきました。

今回はその様子をブログでもご紹介いたします。

このような式典はもちろん1ヶ月以上前から計画しておりました。当初緊急事態宣言が8月22日に解除される想定でしたので、8月27日の開催予定で準備していましたが、結果的には緊急事態宣言中の開催となってしまいました。当然、延期・中止なども検討しましたが、パレスホテルさんと何度も話し合い感染対策を十分に行っていただけると判断し開催に踏み切りました。

リモート配信など問題なく行えるのも、イベントのお仕事などもたくさんやってきましたのでその経験は最大限活かしました。

机の上には僕からみんなへの手紙を準備しました。

「エーウイングのみなさんへ

困難が世界を覆う中、エーウイングは振り落とされることなく今も存在しています。

この一年、本当に変化し続けてきました。

変化し続けることができたから、今も存在できるのだと思います。

未来のことを考えているといつも「2028年」を想像しています。

エーウイング20周年となる2028年に一体どんな未来が待っているのか。

もっと強く、もっと幸せな世界を作る。

そのために大きな決断をしました。

みなさんがもっとアップデートできるようにしたい。

ウェブの力で多摩地域を支えるウェブ制作会社としてエーウイングで働くことを誇りに思えるようにしたい。

僕たちなら必ずできる。

夢を持ち、どうやったらそこに行けるのか考え、動く。

これまで一歩ずつですが、前進してきました。

今日は改めて、今のエーウイングとこれからのエーウイングについてみんなと考えてみたいです。

強く前進していくために。

株式会社エーウイング
代表取締役社長　門脇 恵二」

出航式のスタート。

司会は営業・クリエイティブの両マネージャー。

当日会場に来れなかったメンバーもリモートで参加してくれました。

式の最初に2021年から2028年行きのチケットをみなさんにお渡ししました。

エーウイングらしく飛行機のチケットをモチーフにしました。

2028年は、エーウイングの20周年を迎える年です。その年まであと7.5年。そこまでに何を目指して、どう向かっていくのか。

まずはエーウイング取締役CTOに就任した矢部さんとのトークセッション。矢部さんはエーウイングがまだマンションの一室でやっていた頃から技術面でエーウイングを一緒に作ってくれた大切な人です。今回このタイミングでようやく取締役CTOというポジションに就任しました。「これまでのエーウイングで印象的だった出来事は？」との質問に対しては会社が今のオフィスに移転した時のことを語ってくれました。6人で手狭になったマンションオフィスから今のオフィスに引っ越したその日。あまりにも広いオフィスに6人しかいない。でもきっとこのオフィスがいっぱいになる日が来るんだ。その想いの通り、オフィスはいっぱいになって増床を行いそれでももうすぐ今のオフィスもいっぱいになってきました。変化とは期待と不安が入り乱れて不安定な状態になるけど、振り返ってみれば然るべきタイミングで最適解を常に導き出していたのだと気づきました。今は不安でもその変化に立ち向かって良かったと思えるかどうかは、結局自分次第。なりたい未来に自分たちからにじり寄っていく。

続いて社外取締役に就任した二瓶さん。二瓶さんは現在も高尾にある駒木野病院で事務部長を勤める多摩地域の医療業界で地域医療を支える人です。エーウイングと駒木野病院は10年以上の関係を構築しています。現在では多摩地域の医療法人とのお付き合いが10法人を越えました。これまでもアドバイザーとしてエーウイングに関わっていただきましたが、最速で多摩地域の医療をウェブの力でアップデートするために今回社外取締役に就任いただきました。現在はウェブサイトに留まらず、現場の課題からさまざまなシステム開発にも挑戦しています。多摩地域で評価される誰かの役に立つサービスは東京全体、日本、もしかしたら世界でも役に立つのかもしれません。そのために今はあえて「多摩地域」にこだわり研究開発を続けていきます。二瓶さんはもちろんのこと、このような開発を快く挑戦させてくださる駒木野病院を運営する医療法人社財団青溪会様には本当に感謝しています。また、二瓶さんをエーウイングの社外取締役としてJOINすることにご理解いただき承認いただけたことに心より感謝申し上げます。必ず多摩地域の医療をウェブの力でアップデートいたします。

最後に社外監査役に就任した三吉先生。三吉先生はエーウイングが誕生した時からお世話になっている顧問税理士の先生です。先生とは13年間毎月毎月会計監査を行っています。非常に厳しい先生でまず簡単には褒めてくれないです 笑。従業員を増やしたい。設備投資したい。という時も「う〜ん、今ですかね〜。」と会計の立場からブレーキをかけてくれます。経営はアクセルとブレーキで成り立っていると思いますが、先生は僕にとってのブレーキ。もちろん先生のアドバイスをもとに最後は代表として自分で意思決定しなければなりません。先生のアドバイス通りにブレーキをかける事もあれば、それでもやる！と決めることもあります。リスクをとってもやると決めた時、全ての責任は僕が取るんだと腹を括れます。毎月毎月、そうゆう作業を繰り返してきたのだと思います。先生はいつも僕に「原価意識を持て。」と繰り返し求めてきます。売上が目標通りにならなくても利益があれば会社を存続させることができる。売上が厳しくても利益を出すことを諦めるな。原価を見直せ。2020年コロナという局面でも過去最高売上を叩き出し、黒字決算にできたのも、先生の言葉がいつも僕にあったからだと思います。

改めまして、エーウイングは役員4名、従業員27名、合計31名で、本日より2028年に向けて出航いたします。みなさん、よろしくお願いいたします。

こうして7.5年の旅が始まりました。

その前に少しだけ過去に戻ってみます。2年半前、エーウイングは10周年記念パーティーをここパレスホテル立川で行いました。

10年間という月日を振り返ってみると、僕にとっては、膨大な毎日の積み重ねで、「あっという間」ではなかったです。

そして、良いことも、苦しいことも、全てが次の自分に繋がっていた気がします。

そして最初の10年のミッションを振り返ってみると、「好きなことで生きていく！」だったのだと思います。

そうゆう意味では、最初のミッションをクリアできた。オリンピック選手が金メダルを取ったみたいな感じです。だからある種、燃え尽き症候群のような状態になっていました。

本来であれば10周年記念で、次の10年のミッションを準備しておかなければならなかったのだと思います。

だけど僕には次の10年のミッションの準備がありませんでした。

ミッションのない会社を経営してしまったことで、たくさんの人を傷つけ、苦しめてしまいました。10周年記念パーティーに参加した半分のメンバーがエーウイングを去っていきました。

もちろん本人の事情での退職もありましたが、組織変化における気持ちのすれ違いでの退職は、今でも後悔しています。もっとやれることがあったのかなって。

これは、昨年の写真です。

会社からどんどん人がいなくなっていく。

テレワークという戦略で、みんなの心理的安全性を保つことができましたが、僕にとってこれほど悲しいことはありませんでした。

人がいないオフィスで僕が思ったことは、ただひとつ。

困難な状況でも「みんなを守りたい」ということでした。

みんなを守る方法をずっと考えていました。

ふと思いついたのが「強い会社にする！」ということでした。

ではどうやったら強い会社になるのでしょうか。

最後に僕が出した答えは「みんなを強くする！」ということでした。

そしてエーウイングにとって重要なワードに気づくことができました。それが「アップデート」です。

「アップデート」はエーウイングを成長させる大切な言葉です。

「ウェブの力で多摩地域をアップデートする！」このミッションを達成するためにも、まずはみなさんがアップデートしなければなりません。

そのためにも自分たちがありたい未来を強く願う。

そう願った未来を自分たちで引き寄せる。

ここからは、司会をバトンタッチして、エーウイングのサイトリニューアルと各部の紹介となります。

エーウイングではこの出航式に合わせてオフィシャルサイトと採用サイトをリニューアルしました。

ということで、プロジェクト全体を進行してくれたデザイナーさんによる解説の場が設けられました。

エーウイングのウェブサイトをリニューアルするにあたり、ひとつひとつ見つめ直して、エーウイングって何だろう、何を大切にしているんだろう、どこを目指しているんだろうと考え続けてリビルドを行いました。

エーウイングのコーポレートサイトのファーストビューには３つの円が重なり合ってふよふよと動いているビジュアルがあります。

この3つの円は、デザイン、テクノロジー、マーケティングを意味しています。

エーウイングを構成するデザイナー、エンジニア、セールスといった要素でもあります。

この3つの円は案件によって重なり方を変え交わり合います。

ひとつだけの円ではたどり着けない提案ができるのがエーウイングです。

このふよふよは、lottieという技術で作られた不思議なファイルです。

アフターエフェクトで制作したファイルをウェブに展開しており、どんなデバイスでも美しく表現されるアニメーションファイルです。

（画像ではなくプログラミングで動いています。4Kだろうが8Kだろうが「美しい」を維持します。）

このように新しい技術にも挑み、今後お客様のサイトにも展開していきたいという思いを込めています。

エーウイングは納品して終わりではなく、作ってからがスタート。これを言語化した「いっしょに育てるウェブサイト」というキャッチコピーも作りました。

こちらはエーウイングの採用サイトに使用されているメインビジュアルです。

エーウイングといえば飛行機。

採用サイトは飛行機の設計図というテーマで制作されています。

手書きのラフスケッチは、どこか未完成さを感じますがアップデートを目指すエーウイングのみなさんを表すにはぴったりの表現なのかなと思います。

以上ふたつのウェブサイトを制作するにあたり、膨大な時間をエーウイングとは何かを考える時間に費やしました。

お客さんが叶えたい希望を形にすること。

それをデザイン、テクノロジー、マーケティングの力で実現すること。

学ぶこと、それが楽しい！面白い！と感じること。

出来上がったものをお客さんが喜んでくれること。

それをみなさんと分かち合えること。

このサイトは見た人の心を揺さぶることができたら嬉しいですし、エーウイングのみなさんが迷った時にこのサイトを見返してみて、前を向いてもらえたらとてもとても幸せなサイトになったんじゃないかと思います。

そして、各部の紹介です。

まずはデザイナーチーム。

デザイナーチームは、ウェブデザイナーとビデオクリエイターの2職種で構成されています。

相手に寄り添い、探求し続けるデザイナーチーム。

エーウイングのデザイナーさんたちは、「なぜ？」をとても大切にしているチームです。目的や設定をしっかり理解することで、デザインに理由が生まれます。自分だけでなくお互いの個性を尊重し高めようとするとっても優しい雰囲気のチームです。

次にエンジニアチーム。

学びに貪欲、謙虚な努力家エンジニアチーム。

エーウイングのエンジニアチームは、効率化をいつも考えています。学びに貪欲で、自分の知識をチームの知識として共有する文化があります。集中力も高く、没頭していると周りが見えなくなることも多々。アウトプットも大切にしているのですが、話し始めると止まらない。

次に営業チーム。

営業チームは複雑で、フィールドセールス、インサイドセールス、サポートの３職種で構成されています。

まずはセールスチーム。

前進し続ける会社の顔、熱量高めの戦略家営業チーム。

エーウイングの営業チームはお客様に一番近い位置で寄り添うパートナー的存在。相手が欲しがるものを提供するだけでなく、相手に必要なものを考え提案する。そのために日々変化する最新のウェブの知識を学んでいます。熱い気持ちを大切に、笑顔を大切に、エーウイングを盛り上げます。

次にサポートチーム。

優しいコミュニケーション、細やかな気遣いサポートチーム。

エーウイングのサポートチームはエーウイングで制作されたウェブサイトを運用しています。チーム内で支え合い、ウェブサイトの更新、分析、改善提案を行っています。お客様とのコミュニケーションも多く、細やかな気遣いと優しいコミュニケーションができるチームです。

エーウイングはとても個性的な人が多い会社です。個性的な人は多いけど各チームの個性もあるのが面白いです。

そして出航式のタイミングで部署整理を行いましたので全員の名刺の所属を整理して授与しました。

僕とマネージャーでおひとりおひとり手渡ししました。

新しい出航に向けてとても意味のある名刺授与となりました。

最近では僕の役割も変わり、みんなを俯瞰で見ることが増えました。

そんな僕の目から見たら、本当にみんなかっこいいんです。

だから僕の目線のビデオを作りました。（久々の撮影・編集＝社長。楽しかった〜。）

ね。かっこいいでしょう。

今、新しいことにみんなが挑戦することが増えています。

新しい表現を追い求めるデザインの力。

難易度の高い技術開発を行うテクノロジーの力。

最速で結果を出すマーケティングの力。

これらの力を使って多摩地域をアップデートさせましょう。

目標を立てることは大事なことです。

ただぶっちゃけた話、結果なんてどうだっていいんです。

目標は使い方が大事なんだと思います。

目標に辿り着かなければ悔しいという感情が出てきます。

そして、どうしたら良い結果になったのか考えるようになります。

逆に目標に辿り着くことができれば嬉しいなという感情が出てきます。

そして、目標を達成し続けるためにはどうしたらいいか考えるようになります。

そうやって、理想の未来に近づいていくことができれば、結果が想定通りでなくても、納得のいく日々だったと振り返れるのではないでしょうか。

みなさんがどんな未来を作っていきたいのか。

僕や役員のメンバーは圧倒的支援でみなさんを応援します。

それでは2028年に向けて、よろしくお願いいたします。

本日はありがとうございました。

本ブログを最後までお読みいただきありがとうございました。

最後に、めちゃくちゃかっこいいエーウイングのみんなの動画をご覧ください。