AROOM

2021.04.09

【SEO対策を考えている方へ】ユーザーニーズに沿ったコンテンツの作成とは?

はじめに

こんにちは。A-ROOM編集部です。
本記事にアクセスいただき、ありがとうございます!

筆者は現在テレワークにてお仕事をさせていただいています。

先日社内のZOOMミーティングがあり、マネージャーがミュートにしたまま喋っており(テレワークあるあるですね)、慌てて近くにいた新人のN君がミュート解除を促したのですが…

まさかのそもそも喋らずジェスチャーをしていただけという事案が発生しました。(えっ!?)

ただN君の反応とマネージャーの謎行動のおかげで、そのミーティングが笑いに包まれた優しい時間になったのは間違いありません。恐怖体験をしたN君はサイレントミュート事件だと後に神妙な面持ちで語っていました。(エーウイングは結構ノリの良い人が多いです。)

画像Source: 在宅テレワークの効率的な方法についてより

余談ですが、終礼時の背景お題で「好きなお茶」に対して、
ドラゴンボールの「ヤムチャ」を設定して笑いをかっさらったメンバーがいるとかいないとか…。

今回はSEOを意識したコンテンツ作成について

A-ROOMではSEOに関する記事をこれまでいくつか書かせていただきました。
SEOは検索エンジン対策で以下の2軸で考えていくと、とても分かりやすいです。

SEOの2軸

  1. 表示スピードや構造の改善といったGoogleに評価されるための「内部SEO」
  2. どんな情報を発信するかのユーザーに評価されるための「コンテンツSEO」

内部SEOについて

内部SEO対策の一つとして、表示スピードを改善した事例を以下記事でご紹介させていただきました。

【表示速度でお悩みの方へ】PageSpeed Insights攻略!ページスピードスコアを14→100にした話

上記記事でご紹介した表示速度の改善策の他にも、

構造化マークアップと言われるGoogleの検索エンジンが情報を収集(クロール)して、登録(インデックス)しやすい作りにソースコードを記述する対策なども内部SEO対策にはあります。

※この場合はホームページを制作する段階で対策をしたり、リニューアルや改修という形で実施する必要があります。

コンテンツSEOについて

そして今回はユーザーに評価されるコンテンツ作成とは?をテーマに以下のステップでご紹介をさせていただきます。

STEP1:ニーズを満たすためのユーザー行動とは?

ユーザーのニーズは日常生活において解消したい事・実現したい事から生まれます。
それらのニーズを満たすためにユーザーは検索行動を行い、様々なウェブサイトに出会っていきます。

ユーザーは大きく2つに分類できる

  1. ニーズを満たすために解決策を探す「ニーズ顕在ユーザー」
  2. ニーズを満たす手段は分かっており、商品・サービスを探す「手段顕在ユーザー」

上記の分類を認識し、検索キーワードの傾向を把握しておくことで、
ユーザーニーズに合わせたコンテンツを作成する指標になります。

STEP2:ユーザーの違いによるキーワードの傾向とは?

「ニーズ顕在ユーザー」のキーワード傾向

  • 目的・手法を探している時→「簡単」「時短」など達成したいキーワード
  • 情報を探している時→「ノウハウ」「コツ」「成功事例」などの解決策に繋がるキーワード
  • 悩みの内容で探している時→「面倒」「遅い」など具体的な困っているキーワード

「手段顕在ユーザー」のキーワード傾向

すでにニーズを満たすツール(商品やサービス)に出会っている場合は、
さらに理想を求めるために以下のような検索をする傾向があります。

  • デザイン・機能を検討している時→「カッコイイ」「機能名」など具体的な要望キーワード
  • 価格・納期を検討している時→「安い」「即日発送」などなど具体的な要望キーワード
  • 評判・他社比較で検討したい時→「口コミ」「まとめ」「競合他社名」など比較に繋がるキーワード

STEP3:コンテンツの上位表示を目指す考え方

上記キーワードの傾向から自社製品やサービス名を組み合わせれば、
ユーザーニーズに合ったページ作成への道が開けます。

複合キーワード検索を想定する

  • 一単語だけの検索で上位表示を目指すのは難しいとSEOの世界では言われています。
  • 複合キーワード検索(例:ウェブ制作 立川 評判)で上位表示を目指すことが大切です。
  • そのためには1ページのコンテンツだけで上位を目指すのではなく、
    複数ページを作成して様々なキーワードをちりばめて複合キーワード検索に備える必要があります。

STEP4:ユーザーニーズに沿うコンテンツ作成をするために

ここまででユーザーニーズに応じたキーワード傾向、
上位表示の為に複数ページのコンテンツ作成が必要なことが分かりましたね。

以降では、実際にコンテンツを作るためのキーワード決定の仕方をお伝えいたします。

まずは一般的なキーワードの洗い出し

まずは「ニーズ顕在ユーザー」「手段顕在ユーザー」を想定した
一般的なキーワードの洗い出してみましょう。

次にどんなキーワードで訪問されているか調べる

既にホームページがあり、Googleアナリティクス・サーチコンソールなどの
分析ツールを導入されている方は、実際にサイト分析をすることで
よりユーザーニーズに即したコンテンツ作成ができます。

Googleサーチコンソールで自社サイトに訪問しているユーザーが
どんなキーワードで来ているのか確認します。

弊社の場合は「WEB戦略」「表示速度」でお悩みの方、
「パートナー」を探している過程で見つけていただいていることが分かります。

実際に訪問していただいた方は、サーチコンソールのクリック数の部分で確認ができるので、
上位キーワードの中でクリック率が高く、自社サービス内容に即しているものは
集客キーワードとして優秀である
ことが分かります。

分析ツールについては、こちらの記事でご紹介をしていますので、
もしよろしけれはご覧いただけましたら幸いです。

【アクセス解析入門】GA・GSCって何?用途の違いと使い方のポイントをご紹介します。

ページ内容の決定

ユーザーニーズに沿った複合キーワードの洗い出し
実際の自社サイト分析で検索パフォーマンスの高いキーワードを見つけることで
どんなキーワードを盛り込んだページを作成すべきかが掴めます。

また検索パフォーマンスの良いキーワードは、
サイト内のページ数を増やし、使用しているワードを増やすことで洗練されていくので、
人気コンテンツの派生ページを作っていくことが大切です。

そもそもコンテンツとして、どんなものがあると良い?
  • キーワードが定まっていない場合は、まずはサービスページの情報量を増やしてみましょう。その際にユーザーの悩みや課題を解決できるワード自社独自の特徴・魅力を盛り込むことを意識しましょう。
  • 強化したいキーワードがある場合は、キーワードの特集ページや関連するページを増やしましょう。
  • おすすめのコンテンツは、「導入事例」「体験談」「お客様の声」「インタビュー」「よくある質問」などユーザーのニーズに寄り添ったその会社・サービスならではの情報発信です。
  • また、いろいろなワードを試してみるには「お知らせ」「コラム」「ブログ」などの日々の情報発信コンテンツも有効です。

まとめ

ここまでユーザーニーズに合うコンテンツの検討方法を中心にご紹介しました。

ウェブサイトはその他にもターゲットユーザーの閲覧環境に応じてユーザーが見やすいと感じる情報の見せ方、
ユーザーを飽きさせない魅力的な演出など伝えるための工夫をしていく必要があります。

コンテンツ内容×見せ方(デザイン・構成・演出)×表示速度などの内部SEO

上記を考えながら、ウェブサイト全体でユーザーからの評価、Googleからの評価を上げていくことがSEO対策につながります。

そもそもユーザーのターゲット層が定まっていない場合

今回の記事では一般的なユーザーニーズについてご紹介しましたが、ターゲットを絞り込んで考えると、
さらに具体的なニーズが洗い出せるので、より精度の高いワードを盛り込んだコンテンツづくりや
ユーザーに応じたデザイン・演出を検討することができます。

ターゲット分析については、様々な手法がありますが、
Googleアナリティクスでもよくサイトに訪問されるユーザー傾向を確認することができます。

確認できること
  • 閲覧環境(デバイス・ブラウザなど)
  • 年齢・性別(アナリティクス上で設定を有効化している場合に集計ができます。)
  • 地域
  • アクセスの多い時間帯など

おわりに

いかがでしたでしょうか。
SEO対策と言っても、たくさんの考え方や改善策があります。

対策として、緊急性高いものは何か、その中からすぐに始められるものは何かなど
検討することで今後対応したいことが見えてきますね。

自社サイトの分析をやってみたい方へ

エーウイングでは、2021年4月19日(月)〜4月23日(金)の期間で
春のWEB相談会を実施いたします。

Googleアナリティクス・サーチコンソールを設定されている方は、
サイト分析時の見るべきポイントやウェブサイト改善の考え方をお伝えします。

是非お悩みなどございましたら、お気軽にご参加いただければと思います。

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今後も多摩地域・立川にあるホームページ制作会社として地域の皆様、
ホームページに関わる皆様に向けてお役に立てる有益な情報発信ができるよう努めて参ります。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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