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2021.06.25

【ペルソナ切り口シート付き】ユーザーニーズを考える「ペルソナ分析」のすすめ

はじめに

こんにちは。A-ROOM編集部です。
本記事にアクセスいただき、ありがとうございます!

A-ROOMとは?

多摩地域の立川にあるホームページ制作会社・エーウイングが運営する情報発信メディアです。

新型コロナウィルスの影響が続く中、多摩地域が大大大好きなエーウイングでは、
こんな時だからこそ何か地域やお客様、そして社会に少しでもお役に立てることはないかと考え、
A-ROOM編集部を立ち上げました。

ホームページに関わる皆様のお役に立てる情報発信ができれば幸いです。

ユーザーニーズ探しの旅はユーザー探しの旅


サービス・商品・仕事すべて、取引を成立させるためには
『ユーザーニーズ』の理解が始めの第1歩ですね。

ユーザーニーズを考えるには、エンドユーザーを知ることが大切です。

筆者もこれまでの人生で出会ってきていないサービスで
なかなかユーザーの気持ちを想像し切れず、悩むことがあります。

そんな困った時は、直ちにユーザー探しの旅に出るのですが、
その際に活用できる「ペルソナ分析」がおすすめだと感じたので
今回同じお悩みを持つ方に向けてご紹介できればと思っております!

実際に筆者が使用しているシートも記事中にフォーム入力不要でダウンロードできますので、
もし相性が良さそうだなと思っていただけましたら、是非ご活用いただければ幸いです。

「ペルソナ分析」とは?

ペルソナとは?

ペルソナ(persona)とは、ユーザー中心設計やマーケティングにおいて、サイト、ブランド、製品を使用する典型的なユーザーを表すために作成された仮想的な人物像のことである。
種類に応じて、ユーザーペルソナ、カスタマーペルソナ、バイヤーペルソナとも呼ばれる。

Source: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』内「ペルソナ」より引用

「ペルソナ分析」で画像検索すると分かりやすい

Source: 「ペルソナ分析」画像検索結果へ

様々なペルソナ分析のサンプル例がありますので、自社サービスにあった型を見つけることができます。

自社サービスにあった型とは?

ちなみにBtoCとBtoBでユーザー像の切り口が以下のように異なります。

BtoC(個人向けサービス)
  • 基本情報(年齢・性別・職業・年収)
  • 性格・価値観・趣味・嗜好
  • ライフスタイル(お住まいのエリア・家族構成・暮らしの環境等)
  • 日常生活で持っているニーズ
  • ネット上での行動傾向(時間帯・頻度・よく見るサイト等)

などなど、ライフスタイル面の切り口が中心となる

BtoB(法人向けサービス)
  • 基本情報(年齢・性別・職業・年収)
  • 会社情報・規模
  • 所属する部署
  • 役職・立場(決裁権の有無)
  • 性格・価値観
  • 仕事上で持っているニーズ
  • ネット上での行動傾向(時間帯・頻度・よく見るサイト等)

などなど、会社・事業上での役割・業務面の切り口が中心となる

ユーザー像を考えてみよう!

各シートをご用意しました

ペルソナで考えるのは1人のエンドユーザー像なので、
最初のうちは混合してしまい、途中でわからなくなってしまう事もありますよね。

それぞれの切り口の参考例を盛り込んだシートをご用意しましたので、よろしければご活用ください。

BtoC(個人向け)ペルソナシート

BtoB(法人向け)ペルソナシート

まずは埋められる部分を!

切り口を洗い出してみると、なんだか項目が多くて大変そうに見えますね。

でも安心してください!
まずは1人のユーザーを想像して基本情報だけでも埋めてみてください。

エンドユーザーに近い架空の人物のイメージ画像を用意して、
そこから考えてみるのも良いですね!

埋まらない部分はここをこうする!

その1:身近な人に聞いてみる

もしユーザー像に近い人がいれば、思い切って聞いてみましょう。
簡単な雑談やアンケートで大丈夫です。

また身近な人を想像するだけで、基本情報などは埋まりますね。
そして考え方やニーズの部分については、

もしヒアリングのお時間をいただけそうでしたら、
切り口シートの項目をインタビューさせていただくのがやはり良いですね!

数分でできる簡単なアンケートをしてみるのもオススメです。
  • 1、「○○○○○」をしたい時、どのようにお店(情報)を探しますか?
  • 2、「○○○○○」をする時に何を重視して決めますか?
  • 3、おすすめの「○○○○○」はありますか。またその理由を教えてください。

※○○○○○の部分にサービス・商品が入るイメージです。
たった3つの質問ですが、ここからユーザーニーズを感じ取ることができます。

参考アンケートシート

その2:検索キーワードから想像してみる

検索エンジンの「サジェストキーワード」(検索数の多い関連キーワード)を活用するのもオススメです。

例えば「ヨガ」をしたい人の人となりを考える時、まず「ヨガ」と調べてみます。

ここからグッズ・ウェアを探していることが分かりますね。
また動画でヨガをしたい派と通いたい派のユーザーニーズがある事も分かります。

動画コンテンツのサービスを考える際のペルソナ分析をしている場合は、
さらに「ヨガ 動画」でも同じく探してみます。

すると、「初心者」「夜」「朝」などの人気キーワードを見つけることができました。
ペルソナに戻ると、上記のキーワードから「ヨガ初心者で朝または夜に動画を見ながらヨガをしたいユーザー像」を連想することができます。

またキーワードに出ている講師名などを調べてみると
さらにファン・視聴者層から年齢やライフスタイルの傾向などを知ることもできます。

人気のキーワードを調べて連想ゲームのようにユーザー像に思いを馳せるのも面白い手法ですね。

ユーザー像ができれば、あとはそのターゲット層に向けてどんなサービスを提供できるか、
どんな情報があれば、サービスを検討していただけるか、マーケティング戦略を考える材料となりますね!

すべてを埋める必要はない?

全部の項目を埋めるのは大変ですよね

筆者もたまに陥ってしまうのですが、様々な情報収集や勉強の中で、
どうしても知識や手法論の海原で、これをすれば良い!と頭でっかち系冒険者になってしまう時があります。

情報はあくまでもコンパスで、方針を決める判断材料として使えますが、
置かれている立場や状況は千差万別なので、これが絶対正解!がないのが世の常、

今回ご紹介したペルソナ分析の切り口例も、全部を埋める必要はないと筆者は考えます。
プロジェクトに関わっているメンバーが共通のユーザー像を想像できていれば
そもそも必要ないですね。

ユーザー情報は施策を決めるコンパス

ユーザーにアクションを起こしてもらうためにサービス提供者は様々な広報活動やPRツールを作ります。

この過程で多くの部署・プロジェクトが裏側で動いており、
そこに関わる人たちが共通認識として同じユーザー像を想像できていれば

自ずとこのユーザーにはこんなデザイン、こんなアプローチが良い、
情報の発信はこの時間帯が良いなど比較的スムーズに決めていくことができます。

なのでペルソナ分析も各チーム・部署のメンバーが施策を実施するための
コンパスとなるヒントが埋まっていれば、それで充分です!

ユーザーが分からない時の突破口に使える

いかがでしたでしょうか?
今回はどうしてもユーザー像が浮かばない時に使える「ペルソナ分析」をご紹介させていただきました。

ユーザー像の整理にも使えますし、ユーザーの生の声を聞いて
ユーザーニーズを洗い出す際の仮説と検証フェーズでも使用できますね。

お忙しいご担当者さまへ

とはいえ、現場のご担当者様は複数案件をこなしながらだと、
なかなか分析やアンケート実施ができない!という事も多いと思います。

エーウイングではお客様と一緒に考えるフェーズをとても大切にしております。

  • ホームページリニューアルを考えているが、
    そもそものターゲットの部分から一緒に作っていきたい。
  • ブランディング・WEB戦略を考えたいけど
    どこから始めて良いか分からない。

などなどお悩みがありましたら、
一緒に解決策を考え実施していきたいと思っております!

よろしければ私たちについてもご覧いただけましたら幸いです。

私たちについて

本記事でご紹介したお役立ちシートまとめ

BtoC(個人向け)ペルソナシート

BtoB(法人向け)ペルソナシート

参考アンケートシート

ここまでお読みいただきありがとうございました!

今後も多摩地域・立川にあるホームページ制作会社として地域の皆様、
ホームページに関わる皆様に向けてお役に立てる有益な情報発信ができるよう努めて参ります。

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